
2000年に「日本語.com」、2001年に「日本語.jp」が導入されてから、長い年月がたちました。その間、主要なブラウザーがIDN(国際化ドメイン名)をサポートしなかったため、日本語ドメインは登録維持手数料こそかかるものの、全く利用価値のないドメインという極めて「特殊」な地位を維持してきました。苛立ちを覚えて、せっかく登録した日本語ドメインを更新せずに破棄してしまった方も多くいました。IDNに対応したIE7が2006年にリリースされ、日本語URLにも一時希望の光が差し込みましたが、IE7の市場浸透は遅々として進まず、早期に予定されていたIE7の自動アップデートによる配信も幾度となく延期されました。
2008年の2月になってようやくIE7のオートアップデートが始まりましたが、IE7はその扱いにくさから国民の人気を得ることが出来ず、IE7の普及はあまり急速に進みませんでした。しかし、IE6にセキュリティー対策上の問題があることが明らかになった他、2009年3月にIE8がリリースされたことなども手伝って、IE6の市場シェアは加速度的に縮小していきました。また、2008年末にグーグルが発表した新ブラウザ「クローム」やmozilla社のFireFoxにインターネットエクスプローラーから乗り換える人も目立つようになってきました。私の調べでは、既に日本におけるIE6ユーザーの比率は15%程度まで落ち込んでいます。ついに大多数の日本人ユーザーが日本語URLを利用したサイトにアクセスすることが出来るようになったのです。
残りは携帯ブラウザですが、これに関しても日本語ドメイン対応ブラウザが非常に多くなってきました。私が昨年度に購入したAUの携帯電話では全く問題なく日本語ドメインを打ち込んでサイトに辿り着くことが出来ます。ソフトバンクの携帯電話も古い機種を除いて完全に日本語ドメインに対応しています。ドコモではドメインの直打ちは出来ないようですが、iMenuからGoogle検索をすると、検索結果に日本語URLが正常に表示されます。従来の検索ボックスに検索キーワードを入力させる広告宣伝が突然なくなることはないでしょうが、これからはローマ字ドメインに代わって、日本語のドメイン名が巷で進行していくのは間違いないと思われます。
本サイト「日本語ドメイン.com」では、従来のローマ字ドメイン名の代替あるいは追加用のドメインとして日本語ドメイン名の使用を検討している皆様のために、ブラウザ市場の動向や、日本語URLを使用することによって得られるメリット・デメリットなどについて詳しく紹介していきます。どうぞドメイン変更・導入の際の参考にしてください。
日本語ドメイン.comは、様々な独自ドメインサイトを運営する管理人が、日本語URLの効率的な利用方法を紹介するために立ち上げたウェブサイトです。少しずつコンテンツを充実させていくので、宜しくお願いいたします。